先日、新型コロナウイルスワクチンを接種しました。なかなか予約が取れず9月になってしまいましたが無事に接種することができて安心しています。
わたしは桑名市の青木記念病院で摂取してもらいました。病院内での受付から接種までや、ワクチン副反応などについて書いています。これから受ける方の参考になればうれしいです。
青木記念病院について
青木記念病院の基本情報
公式ページ:桑名の医療と介護を支える病院 | 青木記念病院
所在地 | 511-0068 三重県桑名市中央町5丁目7番地 |
---|---|
連絡先 | Tel. 0594-22-1711 , Fax. 0594-22-1521 |
病床数 | 急性期一般病棟46床、地域包括ケア病棟58床 |
標榜科 | 内科/外科/整形外科/消化器科/呼吸器科/ 循環器科/脳神経外科/小児科/神経内科/形成外科/ 泌尿器科/皮膚科/リウマチ科/肛門科/リハビリテーション科/ 麻酔科/放射線科 |
すごい!コロナ禍で職員に臨時ボーナスが支給された(2020年3月にめざましテレビで放送)
参考:特集 | 病院理事長が“景気刺激策”…「経済回せ」と職員に一律10万円計4千万円支給 貯金やギャンブルは禁止
2020年3月18日放送のめざましテレビ(フジテレビ)で病院スタッフ200人に一律で10万、パート従業員にも所得に応じた金額が支給されたことが放送され話題になりました。また、系列にあるクリニックや介護老人保健施設の全職員を対象に約3000万円が支給されたそうです。
大変な時に会社から労ってもらるのは本当に嬉しいですね。この時、まだ青木記念病院にお世話になったことはなかったのですが、とても良い病院なのだろうなと思ったのを覚えています。
一番、大変だった!新型コロナウイルスワクチン接種予約について
大きい病院の方が予約が取りやすい?金曜日は競争率が高い?
予約開始の9時半前からスマホの前にスタンバイしていたにも関わらず、希望の病院も日にちも既に予約枠が埋まっていました。それだけ、ワクチン接種を望む人が多いということですよね。
もう全てを諦め、どこの病院でも何曜日でもとにかくワクチンが打てればいいと開き直って、空いている枠を探したところ青木記念病院で木曜日に予約を取ることができました。
みんな考えることは一緒で副反応のことを考えると、金曜日や週末は人気が高く予約が取りづらいようです。また、小さな病院より大きい病院の方が確保できるワクチンの数が多いのか、予約が取りやすいように感じました。
ワクチン接種の予約がなかなか取れない方は、少し条件を変えて次回トライしてみると良いかもしれません。
なかなか予約がとれない方は桑名市公式ツイッターをチェック
とにかくワクチンを打ちたいけれど全然、予約ができない方は桑名市の公式ツイッターをフォローしておくのがおすすめ。当日キャンセルに伴い、接種者を募集するときにお知らせがあります。
Twitter:三重県桑名市(公式)
その日の指定された時間に指定された病院へ来院出来ることが条件ですが、多い日ですと1日10件もキャンセル情報がツイートされるのでチェックしてみると良いと思います。
9月1日から6日までの間だけでも、1日が10件、2日が4件、3日が7件、4日が1件、5日が3件、6日が4件のキャンセル情報がツイートされていました。
青木記念病院での新型コロナウイルスワクチン接種、当日の流れ
わたしが1度目のワクチン接種を受けた日、青木記念病院だけで198人の方がワクチン接種の為に来院したそうです。
年齢層は幅広く学生から高齢者の方までいました。学生さんは親御さんと一緒に来ている方が多かったですが、お友達同士で来ている人もいました。
検温・アルコール消毒
入り口を入るとすぐのところに設置されたカウンターで、非接触体温計での検温とアルコール消毒をするよう案内されます。こちらで計った体温はワクチン接種の受付で伝える必要があるので覚えておきます。
ここでワクチン接種で来たことを伝えると、受付場所を教えてくださるので、その指示通り総合受付と売店の間の通路に簡易的に設置された新型コロナウイルスワクチン接種の受付へ。
受付
こちらの受付で体温を聞かれます。予防接種券と予診表を提出後、ネックストラップ付きの番号札を受け取り、近くの椅子に座って待つよう指示があります。
受付同様、通路に新型コロナウイルスワクチン接種者用に簡易的に椅子が設置されているものと待ち合いスペースに普段から設置されている椅子があるのですが、「〇〇色の椅子にかけてお待ち下さい」と案内していただけるのでとても分かりやすい。
手続き
待っていると先程受け取った番号の順に名前を呼ばれます。
健康保険証か運転免許証(本人確認ができるもの)を提示するように言われ、確認が終わると先ほどの受付で提出した予防接種券と予診表が入ったピンク色のクリアファイルを受け取り、先ほどと同じように「〇〇色の椅子にかけてお待ち下さい」と近くの椅子に案内されます。
2階へ移動
「○番から○番までの方、2階へどうぞ」と呼ばれ、階段を使って移動しました。大体、5〜10人くらいずつ呼ばれます。
2階の通路には常設されている椅子の他にワクチン接種者用に簡易的に椅子が置かれていて、空いているところに座って待つように言われます。
階段登ってすぐの通路は接種待ちの方、診察室より奥は接種を済ませた方が体調確認のため待機しています。椅子は一定の間隔を持って離されているのですが、1階より人口密度高めです。
予診・新型コロナワクチン予防接種
番号で呼ばれます。
診察室に呼ばれ入ると、体調の確認とアルコール消毒でかぶれたことがあるかを聞かれました。肩を出して体ごと横を向くように指示があり、ワクチン接種をします。
筋肉注射は初めて打ちましたが、インフルエンザの予防接種より痛くなかったです。
接種後の手続き
ワクチン予防接種を済ませ診察室を出るとすぐのところに接種後の手続きをするカウンターがあります。
予防接種券と予診表の入ったピンクのクリアファイルを渡すと、予診表に接種券のシール、予防接種済証にメーカーとロット番号の書かれたシールを貼ってくれます。全て事務の方がやってくれるので、接種券のシールは剥がさずに持っていきます。
予診表はそのまま回収されるので、予防接種券だけ受け取って、体調確認のため15分空いている椅子で待機して大丈夫なら番号札をこのカウンターに返してから帰るように言われました。
15分待機して終了
15分待機して、何もなければ番号札を返して終了です。
14時に予約をし10分前に来院、接種をしたのは14時22分。待機時間を入れても1時間かからず終わりました。大きい病院なので、待ち時間がもっとあると思っていたのですが、受付の方も案内の方も皆さんテキパキと無駄なく動いていらしたからこんなに早く終わったんでしょうね。
ワクチン接種の注意事項
時間厳守、遅刻はキャンセル扱いになる場合も
予約時間の10分前には受付できるようにと書かれていたので、ぴったり10分前に到着。
病院によっては、あまり早く着きすぎると密を避けるため受付時刻になるまで病院内に入れないところもあるとそうなのですが、青木記念病院では来院した人からどんどん受付をし、受付した人から順に案内されているようでした。
30分以上の遅刻はキャンセル扱いになる場合があると、院内の掲示板に書かれていました。病院前の国道1号線は混みますから車で来られる方はとくに余裕を持って来られることをおすすめします。
肩が出しやすい服装で
新型コロナウイルスワクチンは筋肉注射なので腕の上の方に打つのだと知っていましたが、思っていたより上でした。肩峰から真下に 3横指程度下の位置が目安だそうです。
なので、ノースリーブまたは袖口がゆったりしていて袖を捲れば肩が出るTシャツがいいと思います。
お仕事の途中でワクチン接種に来ている方も多くいるようでしたが、長袖のYシャツや作業着を着ている方は脱いでから接種を受けていました。
接種後、待機時間が15分あります。冷え性の方は羽織るものがあった方が良いかと思います。
新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応は?
看護師さんの話だと若い人は38度くらいの熱がでる人が多いけれど、50代60代だと37度くらいで済むと言っていました。若ければ若いほど副反応が重くなりやすいそうです。
ワクチン接種1回目
ワクチンを打ってすぐ腕がだるくてあげられなくなりました。こんなにすぐ!?と驚きましたが、15分の待機時間が終わる頃にはだるさはあるものの腕は上がるように。接種から2時間後にはだるさは完全になくなりました。
接種した箇所の痛みはなかなかとれず。とはいえ、筋肉痛程度の痛みで、幸い腫れもなかったので日常生活に支障はありませんでした。
3日後には痛みも消えていました。
ワクチン接種2回目
2回目の方が摂取時の痛みが少なかったです。1回目は摂取後すぐに腕がだるくなり痛みもありましたが、今回はだるさも痛みもありませんでした。
13時ころにワクチンを摂取し当日は何事もなく就寝。ワクチンを打つとお腹が減るという人がいるようですが、わたしも空腹感がすごくて夕飯はご飯をおかわりしました。甘いものが食べたくなる人もいるそうですが、わたしは断然、ガッツリ系のおかずと白米を欲していました。
1日目は空腹感くらいで他に何事もなく就寝。その後、夜中に体が熱く喉が乾いて目が覚めたのですが同時に腰がものすごく痛い。腰痛が酷くて眠ることができないまま朝を迎えました。
朝方、体温を測ると37度。食欲はあるものの体の節々がだるい。9時頃には38度を超えたのでロキソニンを服用。ロキソニンを服用後30分ほどで腰痛がなくなり熱は37度台まで下がりました。
わたしの場合、熱はあまり辛くなかったのですが腰が眠れないほど痛かったので、ロキソニンを飲んでからは微熱はあれど元気でした。夕方には36度台まで下がったので夕食の支度をしたりお風呂に入ったりと横にならずに過ごしていたら、またじわじわと体の節々にだるさを感じ、20時頃にまた37度台の発熱。ロキソニンを飲んで就寝。
翌日の午前中までのんびり過ごしていましたが熱が出なかったので、午後からは普段通り家事や育児をすることができました。
さいごに
青木記念病院は夫が怪我をしたときに治療とリハビリでお世話になったことがあるのですが、その時に「とても良い病院だった」と言っていた意味が分かりました。
ワクチン接種だけで1日200人近い人数が来院しているのに、働いている方は一人もピリピリとした雰囲気の方がいなかったことがすごい。それどころか、皆さん親切でした。
ワクチン接種後には15分ほど待機時間があるので、どんなに案内がスムーズでもどうしても待ち合いの椅子がいっぱいになってしまうということが何回があったのですが、「あちらの奥が空きましたよ」とか「空きがないのでこちらでお待ち下さい(接種前の方が待機する椅子へ案内しながら)」などと声をかけ、接種後、立って待機する人がないよう心配りをされていました。
加えて、各所で受付案内をしてくださる方々は、分かりやすく案内しようとして下さったのが言葉選びから伝わり、そのおかげで次に自分がどこへ行けばいいのか分からなくなることがなかったです。
コロナ患者の受け入れをされている病院はもちろん、それ以外の病院もコロナ対策をしながらもうずっと頑張ってこられています。本当に感謝しかないです。
コメント